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姿勢と肩こりの関係性

姿勢と身体の不調

このブログを見ているあなたは『姿勢が悪い』と指摘されたことはありませんか?

姿勢が悪いことは良くないことだと認識はしているものの

具体的に何が悪いのかまでは知らない方が多いのが現状です。

もちろん、それは『身体に個人差があり自分の姿勢が悪いことの原因まで調べたことが無いから』

という方が多いのも分かります。そんな方のためにもは姿勢と肩こりとの関連性を説明していきます。

目次

なぜ姿勢が悪いと肩こりが起こりやすいの?

良い姿勢と悪い姿勢

人の身体は常に重力に逆らって姿勢を維持しています。
そのために前後左右から筋肉が適宜、協調してバランスを保つように働いています。

その姿勢の維持自体は無意識下で行われているため、
姿勢を維持しようと意識しないといけないわけではありません。
姿勢が悪い人はいつかは治さないと年齢を重ねるにつれて腰痛や肩こり以外にも
不調を訴えられる方が多いのも事実です。


姿勢は前述したとおり、重力に逆らったり、身体の前後左右の動きに合わせて無意識に維持されているものです。
その無意識下でも姿勢を維持するために、刻一刻と変化する状況に応じて筋肉がはたらきます。

しかし、同じ姿勢をとりつづけることを余儀なくされた場合はどうでしょうか?
例えばずっと前屈みの状態(猫背)で生活しなければなら無くなった際、あなたの身体は多くの不調を訴えるでしょう。
不良姿勢を続けることがで筋肉への負荷が高まってしまうことは容易に想像がつくと思います。

首にかかる負担をイメージしてみる

頭の重さは約5~6kgあります。
なので頭が上半身の上に真上に乗っていると、5~6kgの負荷で支えられることになります。

しかし、上図のように猫背になると身体より前に出た頭を保つために首の後ろの筋肉が過剰に働かなければいけません。
特にその時に首の骨(頸椎)にかかる負担は首を曲げる角度が増えるにつれて
増加していくことが見てわかると思います。

このように悪い姿勢でのスマホ・パソコンの使用、事務作業などで現代人は首にダメージが蓄積されていっているのです。

首の骨だけじゃない、首の筋肉にも負担がかかります

首にかかる負担

1つ前のセクションで猫背になることで首の骨にかかる負担を図で説明しましたが、
同様に筋肉にも負担が掛かってしまいます。

頭が上半身より前に出てしまうことで、
首の後ろの筋肉が頭が前に落下しないように引っ張り上げているのです。
なので、上半身の上に真っ直ぐ頭が乗っている人と猫背になっていたり腰が曲がっている人とでは
日頃から首や肩の筋肉にかかっている負担が変わってきます。

これが肩こりの原因のひとつになってしまいます。

姿勢を良くするためにはどうすれば良い?

体操

姿勢を改善するにはいくつか方法があります。

①筋力トレーニングでうまく使えていない筋肉を活性化する
②ストレッチをして固くなった筋肉を緩める
③矯正・整体を受ける

具体的な方法をこの後、個別に説明していきます。

中には少し強度の高い運動もありますが、そこまで辛い運動ではないので
リラックスして出来るようなものを紹介します。

年齢を重ねたらトレーニングなんて無理!
生まれつき体が硬いんだから無理!と思わずやってみてください。
コツを掴んで上手くやれば多くの方が結果を出すことが可能だと思います。

①筋力トレーニングで眠っている筋肉を呼び覚まそう!

まず1つめの筋力トレーニングですが特に重い物を持ったり、ジムに通う必要はありません。
日頃使いにくくなってしまっている筋肉を刺激することで、眠っている筋肉を活性化させましょう。

なぜ重いものを持たなくて良いかというと、筋肉が強くなるというよりも神経と筋肉のつながりが強くなることで、
『使えていない筋肉が活性化することが目的だから』ということです。

具体的な方法としては、壁を背にしてまっすぐ立ってお尻・背中・後頭部が触れるように背筋を伸ばして立ちましょう。
そのまま30秒キープするだけで背中を伸ばす意識が出来るはずです。

そして、今度は壁に鼻先が触れるギリギリのところで壁に向かい合って立ってください。
そのまま壁から鼻と膝が離れないよう膝を曲げて限界のところで10秒止まってください。
問題なく出来は人は両手を高く挙げた状態で同様の動作を行ってください。

これを行うことで筋肉を収縮させる感覚が次第に掴めるようになってきます。
また無意識に使ってなかった筋肉にも刺激が入ります。
これを行うことで猫背になって背中のカーブが強くなってしまう場所も筋力を発揮させられるようになります。

②ストレッチをして体を柔らかく!そして、上手く使えるようになりましょう。

ストレッチや柔軟体操は痛いから嫌と思っていらっしゃる方は『痛くない程度のストレッチ』をおこなってください。

だからと言って筋肉を伸ばさなくていいというわけではありません。
筋肉を伸ばす時に痛みをこらえて無理に伸ばしても効果は期待できないからです。

痛みはないけど心地よいくらいの感覚で30秒伸ばしましょう。
その時、深呼吸をして体は出来るだけ脱力状態を保ってください。

まずは太ももの前の筋肉や後ろの筋肉から伸ばして、上半身も伸ばしましょう。

柔軟体操を行うための脱力を行うことで、身体の感覚が研ぎ澄まされる可能性があります。
そして、体が柔らかくなって可動域が増えると体をスムーズに動かせるようになったり
大きく動かせるようになります。

あとは動かせるようになった体を実際の日常生活などの動作に活用できるような体操を行うことが大切です。

③矯正や整体で身体の歪みや動きの悪い部分を整えましょう

整体

自分でケアしきれない!という方は整骨院や整体院で矯正・整体などをうけてみるのも一つの方法です。

施術される先生によって考え方も様々ですので、一度通院される前に電話で相談してみるのがベストだと思います。

バキバキしながら整えていくのが得意な先生もいれば、ソフトに調整される先生もおられますが、
当院ではソフトな整体・矯正を中心に施術しております。

まとめ

猫背をはじめ不良姿勢を矯正することは容易ではありませんが、
日頃から意識したり、眠っている筋肉を呼び覚ますよう身体に刺激を与えることで少しずつ変化していきます。
病院でもお医者さんやリハビリの先生は『姿勢を気をつけましょう』と仰られていますよね。

何よりも前述したような体操やトレーニング・ストレッチなど基本的なことを地道に
コツコツ続けることが何よりも大切です。

それでも継続できない方はぜひお近くの整骨院・整体院を頼ってみてください。
色んな先生がいらっしゃるので院ごとに様々な治療方法を提案してもらえると思います。

当院では患者様のライフスタイルに合わせられるよう施術計画を提案させていただきます。

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