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おねしょ(夜尿症)に対する小児鍼のかかり方

最近、当院におねしょ(以下、夜尿症)でお悩みでご来院される方が増えてきました。

私が夜尿症の治療で関わってきた方は、みんなご両親が心配や不安になり病院を受診するも

経過観察と言われてしまい、心の拠り所が無くなってしまい当院を受診される方ばかりでした。

 

このページでは夜尿症でお悩みの親御さんが、小児鍼の効果を知っていただき、

お困りの際にはお近くの鍼灸院を頼ってほしいという思いから、このページを作りました。(AI不使用です)

目次

夜尿症に対する小児鍼の効果について

【夜尿症の定義とは】
『5歳以上で1ヶ月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3ヶ月以上続くもの』とされています。

なので、「たまに失敗した」や「水分を大量にとった日のみ」は除外されます。


ここでは一般的な夜尿症の治療方針に則った考えで説明いたします。

夜尿症の分類

夜尿症は1次性と2次性に分けられます。
夜尿症の原因をはっきりさせなければ、治療の方法や今後の展望が変わってくるため
とても重要な部分になります。

▸一次性夜尿症
・生まれてから【一度も夜間の排尿が安定していない】
・約80%~90%を占める
・成長・発達の遅れが主因

▸二次性夜尿症
・6か月以上、排尿ができていた時期がある
・その後、再発
・心理的ストレス・病気が背景にあることが多い

夜尿症の主な原因

夜尿症は以下の3つの要因が複合して起こることが多いと言われています。

①抗利尿ホルモン(ADH)の分泌不足
抗利尿ホルモン(ADH:バゾプレッシン)というホルモンは腎臓での水分の
・再吸収を促進することで水分を溜めこもうとします。
⇒夜間は通常、尿量が減るが夜尿症では夜でも多く作られてしまう。

②膀胱容量が小さい・過活動膀胱
・膀胱に尿を溜められない
・少量でも排尿反射が起こる

③覚醒障害(目覚めにくい)
・膀胱がいっぱいになっても脳が反応しない
・深く眠る子に多い

年齢別の治療の考え方

以下が基本の考え方になります。
~4歳  :  生理的・心配不要
5歳   :  経過観察が基本
6~7歳 :  生活指導・必要なら治療
8歳以上 :  積極的治療を検討
思春期  :  放置せず専門医に相談

特に基本の評価として
・問診(頻度・量・時間帯・便秘の有無の確認)
・排尿日誌(昼夜の尿量)
・家族歴(遺伝が関係していることもある)
これに加え、泌尿器科などの専門機関では尿検査や超音波検査が実施される。

特にこの中でも便秘の有無は夜尿症にとても関連性が高いと言われています。(後述)

治療の基本方針

①生活指導
・就寝2時間前から水分摂取の制限
・就寝前に必ず排尿
・便秘の改善
・冷え対策

②アラーム療法
・尿が出た瞬間に音で覚醒
・根治率が最も高い(約60%~70%)
・おねしょアラームなどで市販品が簡易に入手可能

③薬物療法

▸二次性夜尿症で重要なポイント
・学校や家庭内でのストレス
・引っ越しなどの環境の変化
・発達特性
・いじめ、不安など
⇒心理的ケアが最優先になる。

何よりも夜尿症を含めおねしょや失禁をしてしまうこと自体は
甘えやしつけの問題、本人の努力不足などではないため、
失敗しても叱ったりしないことが大切です。

受診の目安

基本的に親が不安になり受診につながるケースがほとんどですが、
受診の目安は以下のとおりです。
まずは掛かりつけの小児科か小児泌尿器科を受診しましょう。

・6歳を過ぎても頻回に起こる
・日中の尿トラブルがある
・本人が強く望んでいる

鍼灸治療(小児鍼)が夜尿症に効くと言われる理由

前提として夜尿症は『脳と膀胱の連携が未熟なだけで、
小児鍼はその連絡回路を育てる治療』だと思ってください。

①自律神経調整作用
小児鍼の作用
⇒・交感神経の緊張を緩和し、副交感神経優位にする

これにより夜間は膀胱の活動が低下、睡眠リズムの正常化が見込まれる

②視床下部・脳幹への影響
皮膚求心性刺激が視床下部に刺激を送ることにより、
抗利尿ホルモンの分泌リズムが改善されることで、
夜間の尿量が適正化される可能性がある。

これは薬物療法の補完にあたり、お薬の効果をサポートすることが期待できます。

③脊髄レベルでの排尿反射調整
・仙髄(S2~S4)に排尿中枢がある。
・小児鍼により腰背部・下腹部の刺激により排尿反射が起こりにくくなったり、無意識での膀胱の収縮を抑制することが期待できます。

以上のような理由で鍼灸治療、とくに小児鍼が夜尿症に効果的と言われている理由です。
特に以下のようなお子様には効果が期待できます。
①一次性夜尿症
②深睡眠型(起きない子)
③緊張が強い子
④便秘・腹部緊張を伴っている
⑤薬を使いたくない家庭

※ただし二次性夜尿症など、何か別の病気が潜んでいる可能性もあるため、
病院の診察をまずは優先する方が賢明です。

治療頻度と治療期間の目安

概ね以下のような展開になることが多いです。

初期    週1~2回
改善期   週1回
安定期   2週~3週に1回

目安  :2~3ヶ月で変化が出る
完全消失:3~6ヶ月

中には効果がすぐに表れるお子様もいらっしゃいますが、
そうでないお子様もいらっしゃいます。
傾向としては①回数が減る②量が減る③朝まで我慢できるという感じで
少しずつ変化がみられます。

このように夜尿症の治療は少し時間はかかりますが、脳と膀胱の連携が未熟なだけで、
小児鍼はその連絡回路を育てる治療です。
焦らずにじっくり治療していきましょう。

夜尿症のお子様にやってはいけないNG行動

①失敗しても【叱らない・責めない】
②夜中に起こしてトイレに連れて行かない

この中で②は意外に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分も初めて知ったときは不思議に思いました。

簡単に説明すると
A:親が起こしてしまうと、尿意→覚醒の連絡回路が育たないため体が覚えない。
B:無理矢理起こされた状態はまだ脳が寝ているため、ながらおしっこをする癖がついてしまう。
C:抗利尿ホルモンのリズムを崩す
D:自律神経が乱れる
E:心理的ダメージが治療を遅らせる

上記のように様々な要因で夜尿症には効果がないと言われています。
なので、夜尿症は『起きる訓練では治らない』のです。

小児鍼以外の有効な治療方法の紹介

小児鍼を受けられる院が近くにない方向けに以下の治療方法を紹介します。
基本的には『小児鍼+アラーム療法』が最も効果的です。

アラーム療法
下着やおむつに尿センサーを装着し、尿が出た瞬間に音や振動、光で知らせます。
ただし、これは「尿意→覚醒」を学習させる装置なので、
おねしょを止める装置ではありません。

ただし実際には正しい知識と正しい運用が必須なため、
親御さんも正しい知識を身につけてから運用してください。
お困りの場合は小児科などで指導と経過管理をしていただけると思いますので、
一度、かかりつけの小児科医に相談してみてはいかがでしょうか?

まとめ

小児鍼と夜尿症の相性が良い理由

小児鍼ができることが多く、便秘と夜尿を同時に改善しやすいためと言われています。
【小児鍼が与えられる影響】
・腹部、仙骨部への刺激
・副交感神経活性化
・腸蠕動運動促進
・排尿反射の正常化

これらによって、『夜尿症は脳と膀胱の連携が未熟なだけで、小児鍼はその"連絡回路を育てる治療"として有効です。』

小児鍼→根本調整
薬物療法→症状コントロール
アラーム療法→行動学習
この医科と小児鍼、実践が最も効果的です。

お困りの方は一度、お近くの鍼灸院にお問い合わせしてみてください。
きっとおねしょでお悩みの親御さんの力になってくれると思います。

ちなみに当院では自費施術(1,800円)で行っております。
お子様のおねしょや夜泣き等、お困りのことがございましたら
ぜひお気軽にご相談ください。

やけの鍼灸整骨院
〒538-0037
大阪市鶴見区焼野1丁目南11-1
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